新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)科発症すると、軽症で治癒する方もおられますが、症状が重篤になり呼吸困難、肺炎を患い、重篤化して死亡するケースもあります。
・本ワクチンの接種は国および地方自治体による新型コロナウイルス ワクチン接種事業の一環として行われます。
・本ワクチンの接種は公費対象となり、希望者は無料で接種可能です。
・オミクロン株対応コロナワクチンに変更になりました。
・本ワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンという種類のワクチンです。
mRNAワクチンでは、ウイルスのタンパク質を作る基になる情報の一部を注射します。人の体の中で、この情報を基に、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。
・私たちがもつ体内の異物を攻撃する免疫の仕組みを利用して、新型コロナウイルス感染症を予防します。
・本ワクチンは新型コロナウイルス感染症の発症を予防するものです。
・本ワクチン接種後も基本的な感染予防対策(マスク着用、密集、密接及び密閉の回避、手洗いや咳エチケット等)が必要です(感染を予防する効果は評価されていません)。
接種後(特に、接種直後~数日間)はご自身の体調に注意しましょう。
下記のような症状や、いつもと違う体調の変化や異常があれば、接種を受けた医療機関等の施設の医師、看護師またはかかりつけ医へ相談してください。
□ショック、アナフィラキシー
【症状の発現状況、時期、持続期間など】
ワクチン接種直後から、時には5分以内、通常30分以内に以下の症状が現れた場合、ショック、アナフィラキシーの疑いがあります。
□皮膚症状
皮膚のかゆみ、じんま疹、紅斑、皮膚の発赤など
□消化器症状
腹痛、吐き気など
□視覚症状
視覚の異常
□呼吸器症状
声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさなど
□ショック症状
蒼白、意識混濁など
本ワクチンの接種を受けた後しばらくの間は、接種を受けた医療機関等の施設でお待ちいただき、このような症状がみられた場合には、ただちに、接種会場となる医療機関等の施設の医師、看護師等に伝えてください。
□注射した部位の痛み、腫れ
□下痢
□筋肉や関節の痛み
□頭痛
□疲労、寒気、発熱
【症状の発現状況、時期、持続期間など】
・注射した部位の痛みの多くは接種当日に現れ、持続期間は約2日でした。その他の症状の多くは接種翌日に現れ、持続期間は約1日でした。
・これらの症状の多くは、1回目の接種より2回目の接種時に高い頻度で認められました。また、高齢者よりも非高齢者に高い頻度で認められました。
・これらの症状は、通常、数日以内に治まります。なお、病気治療中の方で解熱消炎鎮痛剤などを使用される場合は、主治医・薬剤師に服用についてご相談ください。また、ひどい痛み・腫れ、高熱など重い症状と思われる場合は、医師の診察を受けてください。
本ワクチンに関する情報について、「ファイザー新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける方とそのご家族の方々のためのサイト」にて公開しております。
左の二次元バーコードもしくは下記URLよりアクセスし、ご参照ください。